2005年07月12日

スローフード、身土不二

最近、スローフードと言うことが言われ、ファーストフード業界も敏感に反応しています。

スローフードムーブメントは、1986年(うろ覚えです。)ごろにイタリアからはじまり、健康ブームと相俟って世界中(の先進国)に伝播されています。

別に、この運動を否定するものではありませんが、古来より東洋においては、「身土不二」(しんど ふじ)と言われてきたことと、その思想は余り変わりません。(ただし、思想的な位相は違うと思います。そんな、難しい話はおいといて)身土不二は、地域で取れる作物を食べ、育成し、まさに人間と環境が一体となるようなことだと思います。

数年前からの京都ブーム(これは京都からはじまったのではなく、東京圏からのようですが)の中で「京野菜」がクローズアップされていきました。

私など京都人でも、そうそう食べないような野菜も専門店、スーパーで売っています。因みに私は「万願寺とうがらし」、「伏見とうがらし」等が好きです。

京野菜は、当たり前ですが京都の土地(の滋味)によって支えられています。関東平野の大根と京都の大根は「肌理」が違うのは、土地の成分が違うからです。

江戸時代の「観相学」(つまり人相判断)の権威である水野南北(この人は、なかなか面白い人です。)は、「食は命」(食は運命を左右するほどのものであるということ)と言っていますが、食については人間の歴史そのものが反映しているので、非常に深いものがあります。

もっとも、それが飲食店の売上アップとどんな関係があるのか言われそうですが。。


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