2005年08月06日

飲食ノウハウ本はこう読め

飲食関係のノウハウ本を本屋でよく立ち読みしますが、筆者によって考え方が違うので、ますます混乱されるのではないかと思います。

大体あのようなノウハウ本は、読み手によって(読み手の能力によって)受け取り方が違ってきます。また、「飲食店」と言っても多種多様でありますので、どうしても得意分野を書いていることが多いのです。

それに同じようなことを書いても売れないので、Aという考えを否定しBと言う考えが正しいなどと書きます。しかし、AもBも本当に正しいのかどうか、ひょっとしたらCと言う考えがあるのではないかと思いませんか?

今日、見た本ではストアコンパリゾンを否定し、自店だけ見ればよいと書いてありました。それも一理ありです。

私は、ストアコンパリゾンを勧めています。しかし、目的は他所から学ぶのではなく、客観的に自店を見るためのトレーニングが目的です。

ですからストアコンパリゾンが悪いわけではありません。

また、よく「マニュアルの弊害」みたいなことが書いてあります。マニュアルを絶対視して、「ハンバーガー100個下さい。」「こちらでお召し上がりですか?」という笑い話がありますが、そんなのが、「正しい」あり方ではないのは、別に当たり前もことです。

マニュアルと言っても、調理マニュアル、会計マニュアル、接客マニュアル、などなどがチェーン店では使われています。それでは、これが無くてお店がアルバイト店員で廻していけっるかどうか、考えればわかります。

そのことと、飲食店の常識、サービスマインド、ホスピタリティの問題とは、本来別の話です。つまり、マニュアルが悪いのではなく、何でもマニュアル化できると思ったり、何でもマニュアル化しなくてはいけないと思ったり、何でもマニュアルが悪いと思ったりするほうが、よほど固定観念の持ち主です。

大体、ノウハウ本を読むときは、前書きと紹介(経歴)などを見れば、その人の「考え方」や得意分野が判ります。

確かに一流の人の文章は、たとえ直接のノウハウが得られなくても、その姿勢、考え方に感動するものです。

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